群馬Eコマース協会·2017年4月21日 群馬Eコマース協会は、リアル店舗や生産者、インターネットショップ経営者、 店長、スタッフ達が、もっとスキルを磨きたい、勉強したい、 情報が欲しい、仲間が欲しい、との想いから起こし た小さなムーブメントが徐々に広がり、多くの仲間達がいくつも繋がり、今のような形と なったボランティアの会 です。
私がこの会を作ろうと思った動機は、2011年頃高崎の自店舗で一人でパソコンに向き合い、相談相手もなく 、情報も遮断されている中で、 靴のリードさんの山屋社長にある機会があって、「東京でJ-ｆecと言う会があるか ら出てみたら」と誘われました。
多くの方が、そこで学び、情報交換し、私も毎月例会に出席しました。はじめは 集まっている方々の専門用語がわからず、その都度ネットで 検索し理解してきました。群馬で仲間を誘いますが、 なかなか都内まで新幹線代を払い、毎月第三土曜に半日以上時間を取れる仲間は少ないの が現状でした。
そして、 J-ecを運営されている方々は、全員がボランティア。私も何か手伝えることがあればとも思いましたが、やはり距離 の壁は破れるこ とはありません。皆さんには何か恩返ししたい。1年で売上を4割増7割増と伸ばさせて頂いたわけで すから当然のこと。しかしそれは、この会 でお手伝いすることではなく、群馬でJ-fecのようなコミュニティーを作 ることが恩返しなのではと感じるようになったのです。群馬県内には まだまだ沢山の方が情報を遮断されたまま、 孤立している方がいるのではないかと？
1店舗や1社では出来ないことも、1+1＝2ではなく1+2＝8、3+8＝50になる ような、大きなパワーを生み出すことができると信じて日々活動し ております。群馬県という地元に根ざしたインター ネット事業者の顧客の多くは首都圏、近畿圏、東海圏です。それで65％を占めます。つまり 私たちは、群馬に拠点を 構えていながら外貨を稼いでいるのです。
群馬県内のインターネットショップとそれを取巻く関係事業者の発展は、 一つの産業としてみれば、ここを育てることが強いては、群馬県の 地域社会に貢献することのなると思います。 あるいは日本の中でのインターネット通販の市場規模は算出できているが、県単位だとどうなん だろう。 群馬県の物販流通金額に対して、Eコマースはどれくらいの規模になっているのか？そういったことから、行政や、 教育機関とも連携 を取りながら歩んでいきたいと考えています。（産・官・民・学共創）
私がJ-fecに入会しお世話 になった曾根原千秀理事長の言葉があります。
当会は、入会して黙って待っていれば売り上げや情報が降ってくる会で はありません。 受けるばかりもらうばかりの方には入会をお勧めし ません。 自ら行動する人、自ら発信できる人、 会に参加する多くの仲間と手を取り合い、インターネット事業の底上げに貢献できる人、その 結果として自らの発展も あると考えられる人はぜひご入会ください。
売り上げのアップ、地域の活性化、社会貢献など、目指す目標は違っても、 共に助け合える、情報を分かち合えることはたくさんあります。 自ら情報を発信する人のところに、情報は集まります。 仲間に手を差し伸べることの出来る人のところに、仲間の手も差し伸べられます。
１０年後２０年後も、正しい行動と 正しい商売で、この世界で活躍していることを目指す、そんな人の会でありたいと思っています。当会に は店舗や企業の 規模による壁は無く、商売について、インターネットについて、熱く語り合い、共に戦い、仲間として、時にはライバルと して、 日々切磋琢磨しあう場として、また、普段では出会えないような人たちとの出会いの場として、そしてその出会いか ら生まれる数々の新たな 展開をさらに広げ育てる『場』として存在します。
（ J-FEC代表メッセージ より抜粋 ）
私たちはGive And Take ではなく、Give And Be Givenを基本的な姿勢とします。
当協会もその意思を尊重し、 群馬県のEコマース発展の為活動を続けて参ります。
また、この会を立ち上げるに当たって、心の支えになって頂いた アスカショップの荒井さんには大変お世話になりました。ようやく会が立ち 上がったことをご報告いたします。
群馬Eコマース協会（GES) 会長 落合一雄
